先日3月11日は東日本大震災から11年の防災の日でしたね。
その時期に、あわせて、電子書籍で気になる本がありましたので、買って読んでみました。
おうち避難のためのマンガ防災図鑑 草野かおる著 飛鳥新社出版
漫画で防災についての知識を解説している本書ですが、イラストでいろいろな防災に対する様々な事柄が分かりやすく解説していただいてるので、読みやすい形でいざという時に使えそうなものが使えそうなページが載ってそうな部分には付箋を貼ることですぐ対応できそうな本ですので、どこで災害が起こるかわからない世の中、家に1冊あると大変助かる本になります。
さて、僕が今回この本が気になったのが、防災に関してこの機会に何か防災についての知識を入れたいなというのもあり、というゆうのも我が家の周りの土地は、
西日本豪雨災害で土砂崩れを経験しておりまして、この道もちゃんとした道路で、復旧まで日にちがかなりかかりました、
家もギリギリ土砂はまぬがれたのですが、いつ被害にあうかわからない地形なので、今回買って知識を入れてみようと思いました。
この本は二人の主婦の防災についての疑問定義役と解答役で話が進んでいきます。
その内容も防災について知りたいことをいろいろでてきまして、それぞれの防災グッズの自作の仕方とかも記入しているのでぜひ手に取って読んでみていただきたいのが本音です、
さて本書はそれぞれの災害時の項目を備え1から15でまとめてまして、
備え1・停電への備え:停電したらどうなるのか、何が使えなくなるのか、そうなったときにとれる対策や便利な蓄電池などのグッズの紹介をしている章です。
備え2・家具の転倒対策と備え:100均のグッズで転倒防止のものがありその紹介や他にも100均でどのような対策がとれるかを書いた章になっています。
備え3・トイレの備え:生理現象で、我慢のしようがないトイレ、こちらの災害で使えなくなった時のための簡易トイレなどの知恵が書かれた章です。
備え4・感染予防と衛生対策:感染の対策として、簡易的なマスクの作り方、限られた水を少なく使うための洗い物の減らし方の知恵が書かれた章です。
備え5・断水への備え:断水時の水の用意の仕方や使わなければいけない場面での使い方、水をもらいに行くときの豆知識などが書かれた章です。
備え6・日常備蓄で非常食の備え:食事を極力普段通りとれるようにするための豆知識が書かれた章です。
備え7・長期在宅避難への備え:自宅で長期にわたる避難の際あると便利なものについて書かれた章です。
備え8・布モノ活用法:ふろしき、バンダナ、ストールといった様々な布をいざという時の活用法が書かれた章になります。
備え9・自然災害の特徴を知ろう:噴火や地震といった自然災害の時に外にいたらどのような対策をとるべきかといったことが書かれた章になります。
備え10・暴風への備え:台風のような防風を伴う災害についての備えについて紹介された章です。
備え11・土地のリスクを知っておく:ハザードマップについて見方や注意するべき点が書かれた章です(ハザードマップは市区町村のホームページで公開されているので1度見てみた方がよいです。)
備え12・浸水から家を守る:浸水の恐れがある地域に対して、親水から守ってくれる土嚢の重要性を説明した章になります。
備え13・避難所はどんなところか知っておこう:避難場所に行くためのルールや対策等、指南場所について事前に頭に入れておくべきことが書かれた章になってます。
備え14・命を守る行動とは?:実際に被災したときにするべきことや、後の支援を受けるためにやるべきことが書かれた章です
備え15・被災したらやるべきこと:被災した後の片づけや、ボランティアとして参加したい場合の手順について書かれた章です。
以上の15の章で分かりやすく書かれており、ページ数は223ページと少し多めですがマンガで読みやすくなってます。
僕のこの本を見て驚いたところは2つあり
1つ目は、料理を趣味にしている僕ですが、普段使っているパスタの乾麺やラーメンといった食材について「茹でる」が基本でしたが、水でもどして食べることも可能で、そういった調理法で、いざという時にいろいろ作ることができたり、よくビニール袋で使う調理法もまだまだ防災の観点で見れば簡単なおかずを作ったりやり方によっては米を炊くこともできるので、料理の知識としてもこの本は役立ち、しっかりとした避難生活を送るためには、しっかりした食生活が重要と改めて考えさせられました。
もう1点驚いたところは、水か使えないときのトイレです。
確かに水が流せなかったらどうやって流すのかと思ってましたが、専用の袋をかぶせて、中に凝固剤を入れることでトイレとして使え、この凝固剤も色々使え、携帯トイレ用の凝固剤を始め、ペットシーツ、猫砂、古着、新聞紙等々色々あって、いろいろコスパと利便性からいろいろ考えさせられ、特にペットシーツは赤ちゃんの沐浴にも使えたりするので、この本を読むことで、色々道具の使い方がひとつではないと改めて気づかされます。
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