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読書感想

社会人が今知っておくべき「これだけ」マナー読んでみた

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新社会人も、もちろんそのほかの方もビジネスマナーで迷ったことは多かれ少なかれあるのではないのでしょうか。

僕も色々なビジネスマナーだったり、メールの書き方、電話や社内での会話といったコミュニケーションのタイミング、最近ではズームやリモートワークでのマナーと様々な直面で、悩ましいことがあったりします。

そんな悩みに紹介したい今回の本が、こちらになります。

もう「謎マナー」に振り回されない社会人が今知っておくべき「これだけ」マナー 利重牧子監修 株式会社長岡書店発行

ボードゲームの箱のようなユーモラスな表紙ですが中身を開いてみるとこれ1冊あればいろいろなマナーを網羅できるのではないかと言えるくらいしっかりした新書になってます。

監修の利重牧子さんは、企業研修の講師などをしており、日本航空株式会社の国際線客室乗務員として勤務後、日本航空株式会社の子会社で研修や講演などの実績を積み上げて独立後、誰もが働きやすい職場づくりのための問題解決、マナールールの定着、部下の指導やオンライン研修に取り組んでおられる方です。

内容は8つの章に区切られてまして、最初章ごとの3か条の説明があり、それから、細かなこの場合どうなるのといったQ&Aがあるようになります

1・今いちばん知りたい「リモートワーク」のマナー

最近増えてきたリモートワークのマナーが書かれてまして、最初は3か条として、

1,基本は対面と同じです。

2,公私をきっちり分けましょう。

3,環境整備も仕事の一つ

この3か条をベースに進んでいき、ぼくがためになったのをそれぞれの章で1つ紹介させていただくと、この章では、「バーチャル背景を使ってもいいか」ところで、僕も疑問に思っており(テレビや本棚が背景にどうしても来るので)、

「基本的にはOKで、ビジネス用の背景を選ぶといいでしょう」とのことで、アプリによってはぼかしたり、画像をはめ込んだりできるので会社に事前に確認してテストして使ったり、ビジネス用背景として、書斎やオフィス風のものがちょうどいい落ち着いた感なのでおすすめです。

2・気持ちも伝わる「文書と言葉」のマナー

ここではメールなどの文書や、言葉についてのマナーが書かれており、

1,尊敬語は相手の行為に。

2,謙譲語は自分たちのことに。

3,丁寧語で丁寧な言葉に。

この3つがこの章の3か条で、僕がこの章で選ぶのは、よくやってしまっていたもので「こちらでよろしかったでしょうか」の「~でよろしかったでしょうか」こちらは「よろしかった」の部分が若者言葉で「よろしい」は「よい」の丁寧語でいいのですが、「かった」という過去形表現が問題で、「よろしかったでしょうか」が正しい表現になります。

3・ポイントを押さえて怖くない「連絡」のマナー

こちらは電話やメールの連絡マナーに関する章で、

1,まず「お世話になっております」。

2,「失礼いたします」を最後に。

3,(笑)は使わないこと。

これが3か条になり、ちなみに(笑)は絵文字やラインスタンプも同様です。

この章で僕が紹介したいマナーは、あまり自分の周りでやっている人が少なかったので紹介で、固定電話を切るとき、指でフックを押して切るです。

これは相手に切ったときに「ガチャ」といった音をしないようにする工夫で、かなりやらない人が多かったりするので、結構聞いた方は不快なだけでなく怒らせたかと不安にもなるので(自分が不安になる方でした)、指でフックを押してから電話を切りましょう。

4・信頼をプラスする「みだしなみ」のマナー

身だしなみに関するマナーで、

1,ポイントは清潔感

2,スーツは体形に合ったものを。

3,こまめな手入れを心がけて。

この3か条からはいっていくようになり、この章で紹介したいのが腕時計について。

最近では携帯電話で時間が分かるようになっては来てますが、打ち合わせ中は携帯電話を見ないのが原則になりますので、その時に時間をチェックするのにも腕時計があった方が便利です。

5・親しき場所でも礼儀あり「社内」のマナー

この章では社内のマナーについての章になりまして、

1,あたりまえのことをあたりまえに。

2,返事は大きな声で。

3,困ったときは質問しよう。

こちらの3か条になっており、この章で僕が紹介したいのは、

急な休みや遅刻の連絡はメールやラインでしてもいいかとのことで(自分がよく体調を崩すので)、基本は電話で連絡メールやラインは相手が気付かない可能性があるので、どうしても通話が難しい場合を除いて、基本上司に連絡します。

6・これだけ覚えて一安心「社外」のマナー

この章では社外でのマナーが書かれまして、

1,何より信用が第一。

2,自己紹介ははきはきと。

3,姿勢は崩れていませんか?

この3か条になり、ここでの僕の紹介したいのが、社外への訪問の到着時間の目安で、相手の都合があるので、ちょうどが理想早くても5分前以内で、初めて訪れる会社の場合は少し変わり、約束の10分前到着して、身支度をしながら5分前に受付をするのが理想的です。

7・社会人の品格を上げる「冠婚葬祭」のマナー

ここでは冠婚葬祭に関するマナーが書かれていて、

1,会社の代表の自覚を持とう。

2,電報を便利に使おう。

3,黒いネクタイを常備して。

これらが冠婚葬祭の3か条になり、ここで紹介したい部分としては披露宴のご祝儀2万円で大丈夫かというところで、これは偶数の金額は割り切れるので縁起が悪いので奇数の金額がいいと言われてるのですが、働き始めて2,3年くらいは2万円がちょうどいいといったイメージがあるそうです。

ただし、1万円1枚5千円札2枚といったような奇数枚にするようにすれば演技も悪くはならないです。

8・円満に仕事が進む「コミュニケーション」のマナー

この章ではコミュニケーションに関するマナーが書かれてまして、

1,あいさつに過剰はありません。

2,「報連相」はすみやかに。

3,相談はどんなことでも。

これがこの章の3か条になり、ここで紹介したいのは、「報連相」のタイミングのつかみ方、これは僕もなかなかつかめず、どうすればいいのか、答えは事前にアポを取るでした。

「○○の件で〇分くらいお時間頂けますか」という風に話すと、もしかしたらすぐ話ができることもあったりするので、早めに「報連相」するのが僕の経験からも吉です。

いかがでしたでしょうか、こちらの本まだまだたくさんのマナーが書かれてますので、1冊持っておけば何か間違った時に自分で勉強もできますのでお勧めの1冊です。

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